『なぜ「教えない授業」が学力を伸ばすのか』4色マインドマップの読書記録

この本を読んで、14年前の大学のゼミを思い出した。NLP(神経言語プログラミング)のゼミの先生、「教えない授業」だった。

宿題でその日する内容をあらかじめマインドマップにして一枚にまとめ、それを隣の席の子とシェアしてから授業が始まる。先生は教室の後方に立ち、教壇にはその日の担当グループ(生徒)が立ち、クラスを進める。先生は生徒たちの説明の補足や大事な所のより多くの情報を分かりやすく教えてくれただけ。授業の主役は生徒。

『なぜ「教えない授業」が学力を伸ばすのか』山本崇雄 著

f:id:simplify-mindmap:20180122140411j:image

4色マインドマップの読書記録

●教えない授業...能動的で自立した学習者を育てる。生徒は自分の学び方を理解し、失敗したり発見したりしながら工夫する。グループワーク。

●英語...アクティブラーニング(聞く•話す•読む•書く)をバランス良く。絵を描いて内容をイメージ化。

●やりたいこと...大学入試•テストや就職など 大切なのは、その先何がしたいか?「ああなりたいな」と思われる生き生きとした大人を見せる。好きなこと•楽しいことを増やす。

●教えない家庭教育...親の意識改革が必要。「もし、今日が最後の日だったら」と毎朝考える。ポジティブ&未来に繋がる言葉がけ。

子どもに伝えたい4つのキーワード①forgiveの精神...相手に対しては自分の思いやりの心を与え、自分に対しては自分を認める心を与えること。

②プラスマイナスの法則...人生にはよいときもあれば悪いときもある。マイナスをどうプラスに変えていくかを考えて行動する。

③100回の法則...何かを達成したいとき、あきらめる前に100回は挑戦してみよう!という心構え。何かを成し遂げるためには、才能やセンスよりも小さなことを繰り返し粘り強く続けることが大切。

④習慣を変えるwith...「スマホを見ているときにバックグランドに英語の音声を流す」など、副の活動を主の活動に変えていくことで習慣の変化を起こす。

 

マインドマップと速読とNLPに出会えたゼミ、懐かしいなぁ。14年前は全くできなかった速読(フォトリーディング)とマインドマップ。33歳子育て主婦の今、長男次男が幼稚園で三男がお昼寝している約1時間が一日で唯一の自由時間。その時間内で本一冊なんとなくだけど読んでマインドマップにアウトプットできるようになってきた。三男が幼稚園に行くまで後1年と数ヶ月。早くひとりの時間がほしい〜!